聞いてるだけで幸せ
彼と長いこと電話するのはお休み前の恒例になってるんだけど、
ゆうべも……というか今日も朝まで話していた。
話は、彼の漫画の構想から始まって、
こんなキャラクターがいいねって話し合って、
画像で彼の思い描く俳優やモデルの顔をもらって、
これで描いてねって言われたんだけど、
その前にMacのメモリを増やさないと私何もできないよと言って。
そう、私のMacのメモリは少なすぎて、グラフィックがまだできない。
早く積み増ししないとなんだけど……
友達に頼めるかどうか聞いてみないとなあ。
そして、彼も夜遅いご飯を作るのだけど、
パソコンの隣にキッチンがあって、ご飯作りながら話すことが出来る。
それで、生活音を聞きながら話すのが私はとても好きだ。
彼の一挙手一投足が聞こえてくるので、楽しい。
私たちはウェブカムを持ってるけど、まだ使ったことが無い。
彼曰く、実際に会ってないうちからウェブカムを使うと、なんか変だから。
私もそう思う。
なので、まだ使わない。動いてる相手を見たいと思うけど、なんとなく我慢。
そう、生活音を聞いてるだけで幸せだから。
いろんなことを想像して話すのが楽しいから。
これと言った特別なことを話してるわけでもなくても、
なんか彼と話していると楽しいんだ。
彼が程よくおしゃべりなのも私には助かる。
彼はいつでもアイデアを持ってるので、
次から次ぎへといろんな話題が飛び出す。
たまに、私があんまり静かだと心配して、
大丈夫?今僕に何ができる?と聞いてくれるけど……。
そんな時は大丈夫だよ、
ただあなたの声と生活音を聞くのを楽しんでるんだよ
と言ってるのだけど。
いつも笑ってしまうのが、
彼がご飯を作る時間帯、いつも私のお腹がすごい空いてきて、
腹の虫が鳴るのが向こうに聞こえてしまうこと。
お腹空いてるね〜、ご飯与えてあげたいよ、といつも笑われる。
そして、ちゃんと食べなきゃだめだよ。と言われる。
ゆうべも彼の仕事が終わるまで待って、
彼が帰り道携帯から電話をくれて、
彼が電車に乗ってる間私は仮眠をとって、
帰ってきた頃起きてまたskypeを見て、
またPCで話し始めて、そして朝までコース。
私に負担が大きいのは分かってるけど、
今のスタイルが一番負担が少ないので、仕方が無い。
親にはどうして私がそんな徹夜まがいのことをしてるのか
不審に思われてるみたいだけど……。
ホントのことを話す訳にはまだいかないし。
彼とのことを知ってるのはまだ数人しかいないし。
ただ今は本当に会える日を楽しみにしてるしかない。
そしてちゃんと会って、本当にお互いがお互いのright personかどうか、
それを知って、今後を決めなければならないと思ってる。
ただ浮かれてるだけじゃあないんだ。
でも、今のところは本当に彼の声や彼の生活音を聞くだけで十分幸せ。
本当はそばに居たいけど………。
遠すぎる距離は愛を深めるだろうか?
それとも障壁になるだろうか?
どうなるか分からない未来を抱きつつ、
今日も寝不足な私なのだった。
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